武漢魯巷広場にあるオフィスで働くパンさんは、電磁波を防ぐマスクとメガネをつけて仕事をしている。目と鼻以外は全て隠れている状態で、一見したところまるで泥棒のようだ。
パンさんは一日8時間仕事をしているが、終日パソコンに向かう仕事で、オフィスにもパソコンがいっぱい並んでいる。そして夜、家に帰った後もすぐにパソコンに「飛びつき」、ゲームを始める。彼女によると、食事をするときと、外を歩くとき、そして睡眠時間以外は、全てパソコンの前に座っているような生活だという。
電磁波について、パンさんは「もちろんパソコンには電磁波があります。ただ、見えないし、触れないのでいつもはあまり気にかけないし、生活に影響することもありませんでした。でも昨年末、皮膚の色が暗い黄色に変わってきて、目の隈もひどくなったので、びっくりしました。いろいろなところで原因を聞いたところ、医学を学ぶ友人から、電磁波のせいかもしれないと言われ、対策をしていなかったことを後悔したんです」と語る。電磁波の危険を知ったパンさんは電磁波防止マスクとメガネを購入した。効果については「保障はできないが、少なくとも心理的な作用はある」という。
「人民網日本語版」 2009年2月24日
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