キン諾1号衛星に25日午前7時頃故障が発生、信号中断が数時間続き、中国国内の多くのメディア・通信会社が影響を受けた。今回の事故は今月に入り2回目の衛星信号中断事故となる。

中国大陸部で唯一の衛星事業企業である中国直播衛星有限公司の担当者が25日午後、同社が管理する衛星のうち1基の故障を報告、同衛星は自動的に安全モードに入り、衛星上のすべての中継器を自動閉鎖した。

同社地上ステーションの担当者は同日、今回故障が発生したのはキン諾1号であり、同社が衛星メーカーと連絡を取り、故障の原因を調査中だと述べた。

地上ステーション担当者によると、検査および遠隔操作の結果、衛星信号は同日午後3時頃に回復、一部メディアの情報送信が正常に回復した。

「人民網日本語版」2009年2月26日