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シャングリラ、チベット文化の主役・旧正月を祝う
発信時間: 2009-02-26 | チャイナネット

チベットの旧正月を迎えた2月25日、雲南省迪慶チベット族自治州は大雪に見舞われ、白銀の世界と化した。海外でも有名なシャングリラ(香格里拉)県ドゥクゾン(独克宗)古城では、チベット族が独特な方法で民族のお正月を祝った。

チベットの旧正月は、春節と同じように迎えられる。阿旺扎巴リンポチェ(高僧)によると、寺院では大晦日の夜7--8時ごろから読経が始まり、夜中の2--3時まで続くという。法会などの各種宗教活動は、チベット暦正月15日まで続けられる。「チベット暦の正月は、宗教にまつわる祝日が最も多く、最もおめでたい月です。とりわけ、チベット旧正月を祝うことは、チベット民族の間で継承されてきた大切な伝統行事です」とリンポチェは語る。

英語、インド語、中国語の標準語を流暢に操る阿旺扎巴リンポチェは、弟子達を率いて寺院で焼香し、新年の参拝を行った。リンポチェは、「シャングリラ民族文化伝承・保護協会」を設立し、チベット族の子供達にタンカ(チベット仏教で用いられる布製宗教画)と伝統文化を教えている。リンポチェは、「チベット旧正月を祝うのも、我々がチベット族文化を伝承する活動のひとつです」と話した。

「人民網日本語版」2009年2月26日

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