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中国軍需企業 国内外で経営管理者募集
発信時間: 2009-02-27 | チャイナネット

中国航空工業集団は26日北京で、グループ傘下の12の子会社と事業部、研究院の副総経理(副院長)13人を国内外から募集すると発表した。担当者によると、中国軍需企業が「ベール」を脱ぐのは今回が初めてで、国籍や人種を問わず、国内外から経営管理者が公募される。

今回の公募を担当する同社の高建設・副総経理は、世界経済産業チェーンや地域発展経済圏に加わり国際的な開拓を進め、年収1兆元を目指すため、各種産業のニーズを融合できる国際的でプロフェッショナルな経営者を多く必要としていると話した。

今回の公募活動では、国際的に一流の人材であることを基準とし、世界最先端の経営理念や総合的な資質と能力をもつ、各ポストに見合ったハイレベルな経営管理者を採用していく方針だ。

中国航空工業集団は経営管理をはじめ、生産管理、市場販売、技術研究開発、資本運営など様々な分野の経営管理者を国内外で公募する予定。

軍需企業の機密保護をいかに行っていくかについて、高建設氏は、「国の法律法規を厳格に遵守し、国家の利益に決して損害を出さないと保障した上で、外国籍の人であろうと、中国人であろうと個別の対策を講じ、機密保護に向けた作業を確実に実行していく」と話す。

中国航空工業第一集団と中国航空工業第二集団が合併して設立された中国航空工業集団には中国の航空製造業の核心が集まっている。この新集団は国防事務、輸送機、発動機、ヘリコプター、航空機搭載設備とシステム、マルチロール機、航空研究、飛行実験、貿易・物流、資産管理の十大産業を手がけ、傘下に200の子会社、20以上の上場企業があり、総資産は2900億元以上、従業員は40万人近くにのぼる。

「人民網日本語版」2009年2月27日

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