中国最大で最新鋭の3000トン級海上巡視船「海巡１１」が先月月28日に進水し、6月に配備される予定である。

中国交通運輸部海事局常務委員会の劉功臣副局長は、「この巡視船の航続力は6000キロ海里で、ヘリコプターを搭載している。『海巡11』の配備により、巡航範囲が一段と広がっていく。これは中国沿海海域の監督管理の強化や海上交通の安全確保、海洋環境の保護、国家主権の維持に重要な意義がある。大型巡視船の建造や巡視ヘリコプターの配備を急ぎ、2015年には中国海事監督管理面積は中国排他的経済水域をカバーすることが出来る」と述べた。

「中国国際放送局　日本語部」より2009年3月1日