世界婦人デーが8日に到来するのを前に、このほど発表された最新の「国際商業アンケート調査報告2009」によると、中国大陸部私営企業の8割以上で女性が管理職に就いており、企業管理職のうち女性の占める比率は平均31%となり、世界36カ国・地域の中で5番目であることがわかった。
世界的に著名な香港の会計事務所「グラント・ソントン」が行った今回の調査によると、女性管理職を擁する中国大陸部と香港の企業の比率は、過去2年間いずれも比較的高い水準となっている。台湾を含めた3地区でみると、女性管理職を擁する台湾企業の比率は急速に伸びており、2007年の80%から今年は91%にまで上昇、世界でのランキングは7位から2位に上昇している。
一方、中国大陸部各都市の女性の就業状況はさまざまだ。調査結果によると、北京の77%の私営企業の管理職に女性が含まれており、上海・広州では83%に達している。管理職のうち女性が占める比率については各都市の間で差異がみられ、北京・広州は35%、上海ではわずか26%にすぎなかった。
今回の調査で、中国大陸部で女性管理職を採用する企業の比率は、世界36カ国・地域の中で5番目であることがわかった。
「人民網日本語版」2009年3月6日 |