全国人民代表大会代表で、北京軍区司令員の房峰輝氏は9日午前、緊迫した中進められている建国60周年の軍事パレードの準備について、今回の軍事パレードは従来の伝統を受け継ぐと同時に革新的なアイディアも盛り込み、最も特色のある祭典を世界に披露すると述べた。
建国60周年の軍事パレードに参加する部隊はすでに任命を受けて秘密訓練を始めている。現在、閲兵村の建設も進められており、参加部隊はもうじきここに入村できる。
「我々の計画では、10月1日まで軍事パレードに参加する部隊や装備は事前に公開しない予定だ」と房氏は明らかにし、その理由として、神秘さを増すためというよりも、厳格な計画に基づいて特訓を行い、軍事パレードで人民軍隊の凛々しい姿を最大限に公開するためだと説明。さらに、今回の軍事パレードは厳かかつ盛大であると同時に、経費節約にも考慮していると強調した。
「先進的な武器・装備がパレードの目玉となるが、パレードの見所はこれだけでない。当日は全国の人々がきっと驚くだろう」と房氏は自信を示す。今回の軍事パレードは要素的にも、装備の数でも、参加部隊の兵科でも、過去に例がないほど豊富だ。陸軍は主に兵科を、海軍・空軍・第2砲兵部隊は新型武器・装備を担当する。この他にも、武装警察、民兵、予備役のいずれも軍事パレードに参加する見通しだ。
また、建国軍事パレードの総指揮は一般的に北京軍区の司令員が担当するのが慣例となっている。
「人民網日本語版」2009年3月10日 |