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チベット学研究者・文泉に聞く
発信時間: 2009-03-13 | チャイナネット

庶民に大切なのは安定

文泉の親戚や友人は今でもアバイで暮らしており、彼は故郷の変化を非常に気にかけている。とくにこの数年に様々な状況が現れたことから、そこの人びとの本当の現状にさらに関心を持つようになった。彼は、チベット地区の安定は庶民の生活と緊密なかかわりがあり、どんな不安定で不調和な要素もどんなメリットももたらすことはない、と考えている。騒動は世界の関心を集めたようだ。だが、結果はどうか。観光客は来なくなり、経済も停滞した。チベット地区に暮らすおよそ400万のチベット族、それにその他の民族の人も、安定した生活が必要であることは、だれもがはっきりと認識すべきことだが、まだ多くの人が安定の重要性をはっきりと認識していない。もちろん、安定の前提は経済を発展させることだ。チベット地区であれ、その他の地方であれ、全国も同様である。別の面から言えば、経済を発展させるにはだれもが法を守ることが必要だ。とくに地方の幹部は必ず中央の政策に沿って事を行い、間違いを犯すことを避け、道をずれてはならない。でなければ、庶民の不満を招くことになる。

(文中敬称略)

「チャイナネット」2009/03/13

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