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J&Jの製品を使用した赤ちゃんにアレルギー激増 |
発信時間: 2009-03-19 | チャイナネット |
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米国でジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のスキンケア製品から有害物質が検出されてから、中国ではインターネット上で同メーカーの製品使用後の異常を訴える書き込みが相次いでいる。 そのうちの数十人が18日、「毎日経済新聞」に連絡し、自分の子供が同メーカーの製品を使用後、アレルギー症状が見られたと話した。これに対しメーカー側は「一部の赤ちゃんに現れたアレルギー症状は当社の製品となんら関係ない」と表明している。ある弁護士事務所は患者を持つ家庭への法的支援を開始し、病院で検査するようアドバイスしている。 雲南省の沈さんは、娘が3カ月の頃に同メーカーの製品を購入し、顔に塗ったところ湿疹が出始めた。当時はよだれが原因だと思い、5カ月間使い続けたが、どんどん湿疹がひどくなり、痛みやかゆみを伴うようになった。その後医者にかかりよくなったという。 成都市の曹さんは昨年11月、息子に「ジョンソン・ミルクローション」を塗るとすぐにアレルギー症状があらわれ、湿疹と診断されたという。 一部の赤ちゃんに現れているアレルギー症状に対し、メーカー側はPRコンサルティングのエデルマン社を通じて、「赤ちゃんのアレルギーの原因はたくさんあり、非常に複雑だ。これらの症状は米国で検出された微量の有害物質とはなんら関係ない。この微量の副産物は人体に対して安全なものだ」と説明。 ジョンソン・エンド・ジョンソンでは衛生部、国家質量監督検験検疫総局、食品薬品監督管理局と積極的に意思疎通をはかり、製品に対するサンプリング検査が必要であれば、メーカー側でも積極的に協力する態度を示している。 ジョンソン・エンド・ジョンソンは、中国市場に出回っている同社のベビー用品はすべて上海工場で生産されており、厳格な自主検査に合格した製品でなければ出荷されないとしている。しかし「毎日経済新聞」の記者が検査合格証明の提示を求めたところ、エデルマン社はそれを拒否した。 「人民網日本語版」2009年3月19日 |
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