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中国の砲兵部隊、黄河の内蒙古区間の氷を爆破
発信時間: 2009-03-20 | チャイナネット

内蒙古ウラト前旗を流れる黄河の氷に向けて砲弾を発射する北京軍区の砲兵某部隊(3月19日)

黄河の内蒙古ウラト前旗三湖河口では19日、氷がせき止められてダムが氷結し、河の水位が上昇したことから、北京軍区の砲兵某部隊が砲弾を発射してせき止められた氷を打ち砕き、水の通りをよくして両岸の堤防にかかる重圧を改善した。

春の黄河の解氷期には、上流の水が下流の氷の塊にせき止められて起こる増水が多く発生し、内蒙古の辺りでは特に深刻だ。それは黄河の上流の氷が下流より早く解け、氷と水が一斉に下流へ流れ込むためで、水位は最高になる。

また内蒙古の区間では、まだ解けていない氷と氷の層が堆積して氷の堤層になり水位が急上昇し、深刻な時には堤防が切れるなどの被害が発生することもある。

ウラト前旗の三湖河口の水位が上昇し土手の一部の建物が水につかった(3月19日)

 

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