北京市統計局が発表した「北京市住民の時間利用状況」によると、2008年、北京市に住む人たちの往復通勤時間は1時間10分で、20年前より16分増加した。専門家によると、交通手段の進歩を考慮に入れると、実際の通勤時間の増加は16分よりも多いという。
調査データによると、男性の仕事時間は女性より多く、男性は1日6時間39分、女性は5時間40分、また毎日の家事時間は男性1時間23分、女性は3時間11分だった。
調査データの詳細は次のとおり。
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2008年
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20年前
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原因
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仕事時間
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5時間55分
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6時間38分
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年毎の就労日の減少
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通勤時間
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1時間10分
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1時間26分
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職場までの距離が長くなった。交通の渋滞
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食事時間
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1時間42分
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約1時間13分
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生活レベルが向上し、健康をより重視するようになった
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入浴などの衛生面にかける時間
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55分
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約37分
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生活レベルが向上し、自分の健康やイメージをより重視するようになった
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家事労働
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2時間18分
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2時間28分
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洗濯機、電子レンジ、電気炊飯器などの家電の普及で、重い家事労働から抜け出した
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食事の準備
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48分
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54分
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同上
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洗濯や衣服の整理
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10分
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24分
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同上
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自由時間
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4時間21分
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3時間59分
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テレビを見る時間
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1時間53分
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1時間9分間
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スポーツをする時間
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28分間
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約7分
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ネットの利用時間
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32分
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なし
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「チャイナネット」 2009年3月20日
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