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河南省民権県で220人が手足口病に
発信時間: 2009-03-20 | チャイナネット

河南省民権県の報告によると、18日零時までに220人が手足口病を患った。民権県の王仲田・県長は19日、現在状況は有効に抑えられており、カルテ偽造についてはさらに詳しく確認を進めていると話した。

王県長は同日午後開かれた報告会で、今春に入ってから民権県各地で手足口病の症例が確認されたと紹介。その原因は冬場に雪が降らず、乾燥のため、発病の時期が早まり、症状も例年よりも重いという。

18日零時現在、全県で220人が手足口病を患い、のべ216人が入院治療を受け、4人が自宅に隔離されている。すでに193人が回復し、今でも入院治療している217人のうち、7人が重体となっている。(このうち2人が集中治療室に入り、5人は普通病棟で回復してきている)

王県長によると、手足口病の症例が確認されてから、同県では直ちに突発公共衛生の緊急対策を発動し、あらゆる手を尽くして手足口病の予防・治療にあたり、報告の隠ぺいや遅れ、漏れがないよう厳格な報告制度を実施している。

中央人民広播電台(CNR)は18日、河南省商丘市民権県がカルテを偽造して手足口病の実際の発病者数を隠ぺいしたと報道。これに対し王県長は、報道後、民権県委員会と県政府は、誠実な態度でメディアの監督を受け入れ、深く教訓を汲み取るため直ちに会議を開いたとし、カルテ偽造については、さらに詳しい調査を進めていると説明した。

「人民網日本語版」2009年3月20日

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