今年1月中旬に開かれた中央紀律検査委員会第3回全体会議で、全党は今年、末梢と根本の問題をともに解決し、総合対策や措置を講じ、懲罰と予防に同時に力を入れ、中でも予防を重視する方針を堅持し、改革革新の精神でもって「健全な腐敗懲罰・予防システム建設における2008-2012年業務計画」を着実に推し進め、党風廉潔政治建設責任制を厳格に実施し、科学的発展の推進、安定した比較的速い経済成長維持に関する中央の政策の実施状況への監督検査を強化し、党員幹部の党性・党風・党紀面での際立った問題の解決に力を入れ、唐風廉潔政治建設と反腐敗闘争の新成果によって国民の信頼を勝ち取り、改革発展の安定を堅固に保証する方針が打ち出された。
これまでに、中国31省(自治区、直轄市)と新疆生産建設兵団すべてが紀律検査委員会全体会議を開き、当地の党風廉潔政治建設と反腐敗作業を段取りした。中央国家機関と大型国有企業は紀検監察工作会議を開くなど様々な形式を通じて全体会議の精神を伝達し、今年の反腐敗廉潔活動に取り組んでいる。
第11次5カ年計画(2006-2010年)期間中の反腐敗廉潔に関する全体目標に基づき、中国は2010年に腐敗懲罰・予防システムの基本枠組みを構築する。中国の反腐敗行動は各機関や各制度間の行き来や協力をどんどん強化しており、有機的で、立体的な反腐敗ネットワークの構築を目指しているとメディアは分析する。
「人民網日本語版」2009年3月20日 |