ホーム>>社会>>社会ニュース
世界で最安値の自動車が発売 わずか2000ドル
発信時間: 2009-03-23 | チャイナネット

 

 世界で最も安い自動車であるインド・タタ自動車が生産した「ナノ」が23日に発売される。AFPが伝えた。

 「ナノ」の販売価格はたったの2000ドルで、世界で最も安い車と言われている。より多くのインド人が自動車を購入できるようにとタタ自動車は希望している。「ナノ」の発売は大きく注目されたものの、1年目には3000潤オ5000台しか売れず、同社の元の計画を大きく下回ると予測されている。2年目には200%増加し、最高で1万5000台に達する見通しだ。

 「ナノ」は価格を抑えるためにコスト削減を徹底し、ステレオやステアリングアシスト機能やパワーウィンドウ、エアコンを装備せず、ワイパーも1本しかない。外観がファッショナブルなのを除き、同車では多くの時代遅れの技術が採用されている。
 
 「ナノ」は早くから発売が計画されていたものの、昨年はインド東部の工場が地元民とのトラブルで西部へ移転せざるを得なくなっていた。またタタ自動車は売れ行き不振から30億ドルの負債を背負い、昨年の純利益は34%減少している。

 「人民網日本語版」2009年3月23日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 不思議な藤の花 小鳥そっくりの外観

· 「鷹狩祭」で技を競う伝統的な鷹匠

· 外資系企業の半数、今年は大卒採用見送り 上海

· 民主改革以降50年、中央によるチベットからの徴収金ゼロ

· パンチェン・ラマ「出家者は強い愛国心を持つべき」