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三鹿粉ミルク事件 一審判決を維持
発信時間: 2009-03-27 | チャイナネット

有害物質メラミンが混入した粉ミルクを飲んだ乳幼児らに被害が出た事件で、石家荘市中級人民法院(地裁)は26日、法に基づき二審の公開審理を行った。河北省高級人民法院(高裁)は製造販売元「三鹿集団」の元董事長・田文華被告らに一審判決を維持する判決を言い渡した。

最高人民法院の死刑案件の二審裁判に関する規定に基づき、河北省高級人民法院は法に基づき張玉軍被告と耿金平被告の裁判を別々に行い、裁判では、被告人と弁護人の弁護権は法に基づき保護された。合議制法廷での評議の後、一審同様、張玉軍被告には危険な方法で公共安全に危害を加えた罪で、耿金平被告には有毒な食品を生産・販売した罪でそれぞれ死刑および政治的権利を終身剥奪する判決が言い渡された。両被告に対する一審の死刑判決を維持する裁定は法に基づき最高人民法院に報告され、審査される。

河北省高級人民法院の委託を受け、石家荘市中級人民法院は田文華被告と高俊傑被告に対する二審判決を言い渡した。河北省高級人民法院は三鹿集団の田文華らの上訴を棄却し、低劣な商品を生産・販売した罪で田文華被告に無期懲役刑および政治的権利を終身剥奪したうえ、罰金2468万7411元を科す判決を言い渡した。「たんぱく粉」を生産・販売した高俊傑被告には危険な方法で公共安全に危害を加えた罪で死刑(2年の執行猶予付き)と政治的権利を終身剥奪する判決を言い渡した。

三鹿関連の裁判は2008年12月26日以降、石家荘市中級人民法院および県(区)法院で相次ぎ行われ、一審判決が下された。一審判決を受け、田文華被告ら上訴した。

「人民網日本語版」2009年3月27日

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