「80後(1980年代生まれ)」世代が結婚適齢期に差し掛かっている。彼らは、親と呼ばれるにふさわしいと言えるだろうか? 彼らと親世代との間で、育児のやり方にどんな違いがあるのだろうか?
中国青年報社調査センターはこのほど、顧客調査ネットワークを通じて、全国1万613人(うち96.6%は「80後」世代)を対象に調査を実施した。「80後」が「親と呼ばれるにふさわしい」と考える人は58.3%、「一概に論じることはできない」とした人は38.9%、「親たるにふさわしいとは思えない」と答えた人はわずか2.8%にとどまった。
親となった「80後」世代の、子供に対する教育方針はどのようなものだろうか? 「親自身が手本を示すことで、子供が目指せる模範となるべき」と考える人は82.6%、「子供との意思疎通や交流の時間を多く持ち、子供の心理面での成長に心を配るべき」とした人は81.2%、「子供が自分の個性を十分に発揮できるよう、励まし導くべき」と答えた人は74.2%だった。
「両親が自分を教育したのと同じやり方で、自分の子供も教育する」ことに対し、「あり得ない」とした人は42.7%、「あり得る」と答えた人は28.4%、「どちらとも言えない」は28.9%だった。また、「子供に早期知力開発教育を行うべき」と考える人は43.1%、「他人に後れを取らないよう、子供は厳しく教育すべき」と答えた人は20.3%。
「子供は何人欲しいか?」という問いに対し、「1人だけ」と答えた人は52.8%、「政策で認められれば、2人」は35.4%、「わからない」は8.9%、「いらない」が3.0%だった。
「人民網日本語版」2009年3月31日 |