中国のニューヨーク州総領事館の施泳副総領事

アメリカ・ニューヨーク州ビンガムトンにある移民支援センターで3日午前発生した乱射事件で、犯人を含めて14人が死亡、４人が負傷した。

現地のメディアの報道によると、犯人は42歳のベトナム系移民だという。

地元の警察によると、犯人は車で来て建物の裏口をしっかり閉めてから正面から侵入し、銃を乱射した。そして警察と数時間も対峙した後、犯人は自殺したと見られる。

ニューヨーク州中国総領事館の施泳副総領事は4日、この乱射事件で中国籍の４人が犠牲になったと明らかにした。総領事館はすでに関係者をビンガムトンに派遣し善後活動に当たらせている。

この事件を受けて、オバマ大統領とバイデン副大統領、パターソン・ニューヨーク州知事は相次いで声明を発表し、この乱射事件を非難し、犠牲者やその家族および現地住民に慰問の意を表した。

「中国国際放送局　日本語部」2009年4月5日