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新医改、「診察が難しく費用が高い」医療を改善 |
発信時間: 2009-04-07 | チャイナネット |
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国務院は6日、5カ月以上の公開意見と改定による「中国共産党中央国務院の医薬衛生体制改革推進に関する意見」(新医療改革方案の最終草案)を発表した。 この意見では初めて、基本医療衛生制度は公共の物として全国民に提供され、2011年までに基本医療保障制度は都市と農村住民をカバーして、「診察が難しく費用が高い」という問題を確実に改善すると打ち出している。 この意見は字数1万3000字の6つの部分から構成。そして医薬衛生事業が人々の健康ためにサービスするという趣旨を堅持、中心は人々の健康の保障、全国民が基本医療衛生サービスを受けられることを出発点と立足点にする、改革方案の構想から衛生制度の設立、サービスシステムの建設は公共的な原則に従わなければならないと強調している。 国が制定した公共衛生サービス項目は、2009年から段階的に都市と農村住民全員の疾病予防制御や、婦人や子供の保健、健康教育など、基本的な公共衛生サービスを実施。国家重大公共衛生サービス事業を行い、有効的に重大な疾病及び危険な要素を予防制御し、突発的に発生する重大な公共衛生での出来事での処置能力を高める。 また2011年までに、基本医療保障制度を都市と農村住民に普及、基本薬品制度の初歩的な設立、都市と農村の末端医療衛生サービス体系の一層の健全化、基本医療保障制度の普及、公立病院改革施行の進展、基本医療衛生サービスの可及的で顕著な向上、効果的な住民の医療費の負担削減、「診察が難しく診察代が高い」という問題の確実な緩和を行う。 当面の目標と長期目標 ・効果的に住民の医療費負担を軽減するなどして、安全で効果的、便利で安い医療衛生サービスを提供する。 ・医薬衛生体制改革推進が重要で緊迫しており、非常に困難であるということを十分に認識する。 ・医薬衛生体制改革の指導思想や基本原則、全体目標を推進する。 ・医薬衛生の4つの体系を改善し、都市と農村住民をカバーした基本的な医療保障制度を設立する。 ・体制機制を完備し、医薬衛生体系の有効的な運用を保障する。 ・5つの重要な改革に力を入れ、明らかな成果を獲得するよう力を尽くす。 ・ 積極的で確実に医薬衛生体制の改革を促進する。 2009年から2011年までに強化する5つの改革 今後3年間で8500億元を投入し5つの改革をサポートする。 ・基本医療保障制度建設の促進。 ・初歩的な国の基本薬品制度を設立。 ・末端医療衛生サービス体系の健全化。 ・基本公共衛生サービスの均等化促進。 ・ 公立病院の改革促進。 この意見は以前の過度な市場化をやめ、政府が基本医療衛生制度中での責任を強化することを承諾して、絶えず投入を増やして社会の公平正義を守るとしている。 WHOの評価 世界保健機関(WHO)の関係者は、公布されたばかりの医薬衛生改革計画を高く評価している。それは、政府が末端住民の医療衛生の条件を重視しており、中国の国情と合い中国の特徴ある改革方案だと考えているためだ。 「チャイナネット」2009年4月7日 |
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