イタリア中部で6日未明に発生した大地震の数時間後、イタリアのプラート華僑華人友好会は、イタリアの地震救援作業を支援する提案を出し、イタリアの被害者に援助の手を差し伸べるために、現地の華僑や華人企業を組織して寄付金を募集した。
この募金活動に在イタリア中国大使館や在フィレンツェ中国総領事館も称賛して支持し、プラート華僑華人友好会には地震発生当日、2万7000ユーロの慈善金が集まった。
プラート華僑華人友好会の第一副会長である張力氏は、「イタリアの華人社会や華人企業も世界金融危機の影響を受け、華人の生活も豊かではない。しかしイタリアに住む者として力を尽し、地震被害地に愛の手を差し伸べる」と話す。
こうした被害地への寄付金募集活動は、現地社会に中華民族の美徳を示しただけではなく、華人の社会的イメージを確立することができる。特に世界金融危機の時に、華人が節約したお金を被害地の住民に寄付することは意義深い。また華人と現地住民の距離を近づけ、華人が社会に溶け込むことを促進して、華人が海外で発展するために更に和やかな環境や雰囲気を作るだろう。
「チャイナネット」2009年4月8日
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