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三鹿集団、正式に破産
発信時間: 2009-04-16 | チャイナネット

石家庄市中級人民法院は12日、民事裁定を下し、同市三鹿集団株式有限公司の破産が宣告された。

石家庄市中級人民法院は12日午前、三鹿集団の第一回債権者集会を招集・開催した。法院の合議制法廷では、三鹿集団の破産に関わる法律文書が読み上げられ、同集団の破産民事裁定書が発せられた。被申請人である三鹿集団が債務を期限内に全額弁済できない上、全資産をもっても債務の全額弁済に不足することから、法定の破産条件を適用することで法律に依る破産が宣言された。

三鹿集団は、中国の大手乳製品メーカーで、ブランド評価額は過去最高で149億700万元に達したこともある。同集団が昨年引き起こしたメラミン汚染粉ミルク事件の影響で、深刻な債務超過を抱え、年末に破産・清算手続きに入った。

「人民網日本語版」2009年2月13日

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