ホーム>>社会>>社会ニュース
障害者が街角でモナリザを描いて援助を乞う
発信時間: 2009-04-17 | チャイナネット

 

 「このモナリザの絵は本当によく似ている。」15日午後2時ごろ、武昌の中南路の遊歩道で、地面に描かれた「モナリザ」を見て道行く人は感嘆の声をあげていた。

 強い日差しの下で、左足が切断された人が地面に座っている。彼の手はまめだらけだ。腰を曲げて注意深く手に握ったチョークを動かしている。通行人が紙の箱にお金を入れると、絵を描く彼はその手を止めて、頭を下げて感謝を表す。

 絵を描いているのは山東省出身の從桂蘭さんで、年齢は50歳近くだ。16歳の時に左足に骨腫瘍ができて切断し、その後は自分で絵を学んで生計を立ててきた。「モナリザ」は彼が最も得意とする作品で、他にもトラや英語のカリグラフィーなどを描くことができる。

 写真は完成間近の絵。

 「人民網日本語版」2009年4月17日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 地下鉄に乗る野良犬 昼は町に、夜は郊外に

· イタリア 地震で浮き彫り、「手抜き工事」の調査開始

· 動画サイトで有名に「世界一汚いマクドナルド」

· 柳絮を抑制する薬剤を開発

· 香港、澳門、台湾の医師、大陸の医師資格を申請