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劉翔選手が北京オリンピック博物館にトーチ寄贈
発信時間: 2009-04-21 | チャイナネット

劉翔選手は20日9時45分、上海スポーツ高等専門学校のトレーニング基地で、北京オリンピック聖火リレーで一番最初に使われたトーチを、北京オリンピック博物館準備機関の代表に手渡した。今年末に開館するこの博物館では、非常に大きな意義のあるこのトーチを一般公開するという。

北京オリンピック博物館準備機関の責任者である侯明氏は、寄贈式に出席した劉翔選手の言葉をこう紹介する。「北京オリンピックが中国で開かれた意義はとても大きく、私は1人目の聖火ランナーとして祖国や国民から大きな栄誉を与えられた。北京五輪は円満に終了し、今日このトーチを寄贈する。正直言って少し惜しい気がするが、オリンピック精神を発揚するために北京オリンピック博物館に丁重に寄贈し、博物館でこのトーチが展示され、多くの人が北京オリンピックの成功や中国の著しい発展を見ることを願ってる」

胡錦濤国家主席は去年3月31日に世界が注目する中、天安門広場でこのトーチを劉翔選手に手渡し、聖火リレーのスタートを宣言した。そして神聖な聖火リレーが世界で始まり、オリンピック精神は聖火リレーとともに世界各地に伝えられた。

今年末に北京でオープンする北京オリンピック博物館は、国家競技場「鳥の巣」の隣であるオリンピックセンター区に建設される。1.8万平方メートルの広さには、北京オリンピックの招致や準備、開催の全過程を記録した写真やビデオ資料が展示され、北京オリンピックについての中国や世界各国の人たちのすばらしい記憶を保存する。また北京でオリンピックが行われたという証人として、また今後のオリンピックを記録するという使命も担うという。

「チャイナネット」 2009年4月21日

 

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