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北京の農民、車を引いて話せるロボットを製作
発信時間: 2009-04-28 | チャイナネット

 

「呉25番目」と名付けたロボットは、呉玉禄さんが一番気に入っている「子供」だ。両足には滑車が取り付けられ、車を引くだけではなくボタンを押すと、「皆さんこんにちは。僕は車を引くロボットです。呉玉禄さんは僕のお父さんで、今、僕はお父さんを引いて街に出かけています。ありがとう」と言い、ほかのボタンを押すと前に進む。

両足に滑車が付けられたロボット「呉25番目」

何十年か前に作ってもらった電動の扇子を持つのは呉玉禄さんの奥さんだ

タバコに火をつけお茶を入れることができる「呉5番目」。美人を見ると花束も贈るという

 

北京市通州区馬務村に住む農民の呉玉禄さんは、様々な廃棄部品を利用してロボットを製作している。歩くことができる初めてのロボットを作ったのは17歳の時で、「呉1番目」と名づけた。

岩登りができる「呉3番目」、タバコに火をつけお茶を入れることができる「呉5番目」、6つの足があり複雑な道路を自由に歩くことができる「呉7番目」、とんぼ返りができる「呉8番目」。その中で呉玉禄さんが一番気に入っているのが、車を引けて話すことができる「呉25番目」だ。

呉玉禄さんは今までに34個のロボットを製作。2002年に行われた「全国農民科学技術の星大会」では「呉5番目」が優勝し、1万元の賞金を獲得し2つの特許も取得した。またこの大会で、「最も聡明な農民の星」の証明書と、「北京市郊外十の時の人」の証明書も贈られている。

「チャイナネット」2009年4月28日

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