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国家観光局、観光客に豚インフル予防を呼びかけ
発信時間: 2009-04-29 | チャイナネット


 国家観光局は28日、観光客および観光関係部門に対し、豚インフルエンザの感染情況に注目し、予防をしっかり行うよう呼びかけた。

 国家質量監督検験検疫総局(質検総局)による「豚インフルエンザ感染の中国への拡大防止に関する緊急公告」(2009年第30号)および、質検総局・農業部による「豚インフルエンザのメキシコ・米国から中国への拡大防止に関する公告」(2009年第31号)に基づき、国家観光局は観光の安全に関して次の注意を発表した。

 一、豚インフルエンザの流行する地域から来た観光客で、インフルエンザの症状が見られる場合は、入国時に自発的に出入国検疫機関に対し口頭で申告すること。過去2週間以内に流行地域に行ったことのある国内外の観光客で、入国後インフルエンザの症状が見られる場合は、ただちに現地の出入国検疫機関に連絡すること。

 二、豚インフルエンザの流行する地域に向かう観光客は、出入国検疫機関および国際観光衛生保険センターに同地域の感染状況を尋ね、予防をしっかり行うこと。旅行中もしくは旅行後にインフルエンザの症状が見られた場合は、直ちに病院で診察し、入国時には出入国検疫機関に申告すること。

 三、観光客は関連規定を守り、豚インフルエンザの流行する地域から禁止されている物品を持ち込まないこと。

 四、旅行社は、豚インフルエンザの流行する地域から来た国内外の観光客にサービスを提供する場合、観光客の健康に注意し、インフルエンザの症状が見られた場合、ただちに関連部門に連絡すると共に、病院で診察できるようサポートすること。旅行社は、ツアーを組んで豚インフルエンザの流行する地域に向かう場合、ツアー客に感染状況を伝え、観光客に予防を行うよう注意しなければならない。

 五、豚インフルエンザのさらなるニュースに関しては、質検総局と衛生部からの最新情報報告に注目すること。

 「人民網日本語版」 2009年4月29日

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