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国家観光局、メキシコツアー業務を一時停止
発信時間: 2009-04-30 | チャイナネット

 

マスクをする人が増えている香港大街

 中国政府関連部門が発布した人体に感染する豚インフルエンザの流行防止に関する関連緊急公告に基づき、国家観光局は28日、メキシコへのツアーについて警告を発布、また中国人観光客の米国・カナダツアーなどについても衛生安全に関する注意を行った。

 国家観光局が発布した観光警告によると、メキシコ政府が26日、全国に「衛生緊急事態」を、WHOが27日、メキシコを今回の豚インフルエンザ流行の「重大流行地域」に宣言したのを受け、国家観光局は国内各旅行代理店に対しメキシコツアー業務の一時停止を要求、暫くの間の中国国民のメキシコ観光を見合わせるよう提言している。

 WHOによると、メキシコだけではなく、米国・カナダでも、豚インフルエンザ病例が既に確認されている。国家観光局は中国人観光客の当該3カ国への旅行について、現地の流行状況を密接に把握し、手洗いの励行、マスクの着用、人混みを出来るだけ避けるなどの予防措置を採り、風邪の症状が出た場合はすみやかに受診するよう求めている。

 人体感染豚インフルエンザ(A型H1N1)の流行状況について、香港衛生署衛生保護センター報道官は、「28日午前12時から24時間以内に、同センターは疑似患者4人の報告を受けた。関連部門が現在4人の病体サンプルを検査しており、判定待ちだ」と語った。

 「人民網日本語版」2009年4月29日

 

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