国務院の許可を得て、中国衛生部は先月30日、公告を発表し、甲型H1N1ウィルス、いわゆる豚インフルエンザの感染を伝染病予防法の乙類伝染病で管理し、甲類伝染病の予防法を採用することを明らかにした。

それによると、疫病の伝染を効果的に予防するため、甲型H1N1ウィルスは国境衛生検疫法で決めた検疫伝染病の管理に入れられたとのことである。

WHO・世界保健機関、FAO・国連食糧農業機関と世界動物保健機関はこれに先立って「『豚インフルエンザ』という言葉を使わずに、インフルエンザＡ型（Ｈ１Ｎ１）とする」と発表した。中国では「甲型H1N1ウィルス」に名前を変更したということである。

「中国国際放送局　日本語部」より2009年5月1日