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ブン川地震から1年 「孤独な小鳥」から「美しい雁」へ
発信時間: 2009-05-04 | チャイナネット

 

4月25日、家で絵を描く陳鳳さん。

 今年12歳の陳鳳さんは四川省ブン川県三江郷中心小学の生徒だ。陳さんは6歳の時に事故で顔にやけどを負い、大きな傷跡が残った。10歳の時には父親が病気で亡くなり、母親は再婚して他の土地へ行ってしまった。ブン川地震で陳さんの祖父も亡くなり、祖母と弟、陳さんの3人が寄り添って生活してきた。現地政府の担当者によると、陳さんの家は孤児、高齢者、障害者が一体となった家庭で、民生部門の重点支援の対象だという。

 地震発生後1月経たないうちに、担任の先生に連れられて陳さんは北京軍区総医院で治療を受けた。手術前に陳さんは温家宝総理に手紙を書き、7月12日に直接派遣された担当者が温総理手書きの返事を病室まで届け、陳さんを励ました。手紙を読んで陳さんは涙を流し、それから7月12日のその時を思い出すたびに陳さんは「私は幸福だ」と話す。

 地震により、陳さんはそれまでの人生ではありえないような転換を迎えた。こうした出来事が闇を払う陽光のように、陳さんのこれからの人生の道路を照らしている。


 「人民網日本語版」2009年5月4日

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