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各地の検査測定室に新型インフルの試薬を配備 |
発信時間: 2009-05-04 | チャイナネット |
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中国衛生部弁公庁副主任で報道官の毛群安氏は3日、中国はすでに新型インフルエンザ(H1N1)の迅速診断試薬の開発に成果を上げており、この試薬をできるだけ早く全国の84のネットワーク検査測定室に配備すると明らかにした。 毛群安報道官は、「中国政府は高度に新型インフルエンザの防止活動を重視しており、現在、衛生部が先頭に立って、多くの部門が共同防止と制御に参加している。そして応急メカニズムを発動して観測や医務員の訓練を強化し、薬物や物資の備蓄を増加。出入国の検疫を強化し、疫病の進入と拡散を厳重に警戒して、人々の健康や生命の安全、日常の社会生産と生活を保障する」と述べた。 衛生部は関連する省の生物安全3級実験室に対して、新型インフルエンザの検査や測定、研究準備を迅速に行うよう要求し、全国の医務員は診療知識の研修を行った。また指定病院を確認し、人員、薬品、設備、施設の準備をきちんと行い、特に陰圧管理の病室と救急車を保障して、出入国の場所での指定病院を明確にした。 また香港とマカオの衛生部門との間で、新型インフルエンザの防止協力メカニズムを設立し、台湾の疾病管理局とも疎通を行い、迅速に作業情報を交換して共同で発生可能な疫病の状況に対応し、世界保健機関(WHO)との情報疎通や協力を強化している。 中国疾病センターの専門家である張彦平氏は3日、中国はすでに新型インフルエンザの迅速検査測定の方法を開発しており、感染の疑いがある場合は12時間で最終的な診断ができると話す。
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