人力資源社会保障部は5日、大卒者を対象にした9分野の50職種を含む末端社会の管理職と公共サービス職リストを公開した。これらの職に就職する大卒者は国からの手当を受けることができる。
今回発表されたリストに含まれるのは▽人力資源・社会保障管理系では労働保障補助など▽農業サービス系では村主任助手など▽医療衛生系では農村(コミュニティ)の女性・児童保健に関わる職種▽文化・科学技術サービス系では農村(コミュニティ)の文化サービスに関わる職種▽法律サービス系では司法補助など▽民政(老人ホームや託児所)、障がい者サービス系ではコミュニティ内の託児サービスに関わる職種▽市政管理系では流動人口係員など▽公共環境・施設管理維持系では農村の道路維持に関わる職種▽その他、障がい者が対象の職種。
各級の人力資源社会保障部門は末端社会の管理職や公共サービス職を推薦し、大卒者、特に経済的に困難な大卒者への就職を斡旋していく。就業条件を満し、これらの公益的な職に就いた大卒者は、国が促進する就業政策規定に基づき、社会保険手当てと公益的職位手当てが支給される。また公益的職位でない場合は、賃金または生活手当てを支給するとともに、規定に基づき社会保険に加入することになる。
人力資源社会保障部は各地の一連の業務に対し、今後も継続的に追跡調査を行い、時期を見て新たなリストを発表するという。
「人民網日本語版」2009年5月6日 |