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中米指導者 新型インフルについて意見交換
発信時間: 2009-05-07 | チャイナネット

胡錦涛国家主席は6日夜、米国のオバマ大統領と電話で会談し、その中で胡錦涛主席は、「ロンドンで開催されたG20金融サミットではよい会談が行われ、21世紀は共に努力し、積極的で全面的な中米関係を構築することで合意した。そして中米戦略と経済対話のメカニズムや国際金融危機への共同対応、重要な国際的、地域的な問題における協調や協力について広範囲で共通認識に達し、中米関係は新たな発展段階に入った。現在、両国の関連機関はこれらの共通認識を実行しており、中国側は米国側とともに、中米関係の健全な発展が促進するよう願っている」と語った。

オバマ大統領はこう述べた。「ロンドンで胡錦涛主席と会談できたことをうれしく思っている。この会談は非常に重要であり、米中両国の協力発展という将来の計画を立て、両国戦略的対話の良好なスタートだった。米国は米中関係を促進する中国側の努力を高く評価する」

胡錦涛主席は、米国の一部の地域で新型インフルエンザの感染患者が確認されたことに対してお見舞いの言葉を述べ、「中国政府は新型インフルエンザの予防と治療を非常に重視しており、緊急体制を迅速にスタートさせた。私たちは世界保健機関(WHO)や米国などの関連方面と交流を保ち、協力を強化して人類の公共衛生に対するこの挑戦に共同で対応することを願っている」と話した。

胡錦涛主席のお見舞いの言葉に感謝を表したオバマ大統領は、米国側はすでに効果ある措置を講じて新型インフルエンザに対応し、引き続き事態の発展に細心の注意を払っていると述べ、イタリアで開催されるG8と発展途上国の指導者対話での胡錦涛主席との会見や中国訪問などへの期待を示した。また朝鮮半島や南アジアの情勢についても意見の交換を行なった。

「チャイナネット」 2009年5月7日

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