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新型インフル拡大、米国の感染者最多
発信時間: 2009-05-10 | チャイナネット

新型インフルエンザ(H1N1)の感染が広がっており、ノルウェーで9日、初めて2人の感染が確認されたことにより、これまで合わせて30の国と地域で感染者が出た。

そのうち、アメリカは、感染者数がメキシコを超えて最も多い国となっている。また、コスタリカ当局は9日、北アメリカ以外の地域としては初めて、感染による死者が出たことを明らかにした。

メキシコ衛生省は9日朝、新型インフルエンザで死亡した人は48人になり、感染者は前日よりおよそ300人増えて1626人になったと発表した。

アメリカ疾病対応センターの発表によると、9日までに、世界では2254人の感染が確認され、死亡した人は2人になっている。また、カナダでは、感染者が新たに38人増えて280人になっている。

日本の厚生労働省は9日、国際交流のためカナダを訪問して帰国した大阪府立高校の男子生徒2人と教諭1人が感染していたと発表し、日本としては初めて新型インフルエンザの感染が確認されている。これを受けて日本政府は、国内での感染拡大を防ぐことに全力を上げるとともに、引き続き空港での検疫など水際対策を徹底することにしている。

「中国国際放送局 日本語部」より 2009年5月10日

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