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四川省綿陽に世界一流の航空タウンを建設
発信時間: 2009-05-14 | チャイナネット

中国航空工業集団公司は、中国航空エンジンの開発能力を高め、国産大型機航空動力試験の要求を満たすために、新たな世界一流の航空タウンを四川省綿陽市小筧鎮に建設する。 

この新しい航空タウンは200ヘクタールの広さで、涪江、安昌江、芙蓉溪の3つの川が合流する場所に位置し、綿陽空港からは4キロ、東は綿渝高速道路と接し、南は小筧鎮に隣接している。 

航空タウン設計プランを紹介したDVDでは、建設は3つの区域に分かれ、6つの主体部分と6つの景観からなっている。その中で生産試験区は筆架山にあり、主に航空エンジン試験や燃機の研究開発、航空科学技術産業園及び相応の施設から構成され、生産試験区に重点的に建設されるのは、高空模擬試運転台や発電所などの施設で、中国の各タイプのエンジン開発の需要を満足することができるようという。 

その他にも現地の天然森林を利用し、業務区と生産試験区の間に約66ヘクタールの東安森林公園や南方植物園、成発竜漳湖を建設。これらは有効的に騒音を防ぐ森林帯になるだけではなく、航空タウン周辺の環境も美化できる。 

中国航空工業集団公司と綿陽市政府は、「建設航空タウン建設に関する枠組み合意」に調印し、基地建設の初期準備作業がすでにスタートした。 

中国は今、大型旅客機プロジェクトを「国家中長期科学技術発展計画綱要」の16の重大専門プロジェクトの一つに決め、国務院は2007年に大型航空機開発重大科学技術特定項目を正式プロジェクトに批准した。以前、国務院の温家宝総理は、「大型機製造は国家の意志で戦略の考えでもあり、国家の繁栄や発達を示し、直接的な科学技術の意義や経済的効果もある」と語っている。 

初の国産大型機C919の初期的な設計プランはすでに完成しており、初飛行は2014年で、16年からの使用を見込んでいる。しかしエンジンは海外から調達する。 

中航商用飛行機有限公司は少し前、専門的に国産大型機のエンジンを製造する発動機会社を設立した。大型機の科学研究関係者は、自社開発の知的財産権を手にするために、日夜、国産エンジンの開発に努力し、中国航空人の夢が実現する日もそう遠くはない。

「チャイナネット」 2009年5月14日

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