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全国の学校で朝の検査実施へ 新型インフル対策
発信時間: 2009-05-15 | チャイナネット

教育部は14日の緊急通知で、高校受験や大学受験を滞りなく実施できるよう、新型インフルエンザの予防措置として、朝の検査実施を各級の教育部門と各学校に要請した。

通知では、各地の学校に、特に高校受験や大学受験の期間中には新型インフルエンザへの予防対策をいっそう強化するよう求めた。教育部、衛生部の要請に基づき、各項目の予防措置を確実に実施していく。さらに新型インフルエンザに関する予防知識の宣伝を教育の重点とし、様々なわかりやすい説明を通じて、科学的な予防知識を普及させ、生徒にいい衛生習慣を教育する。

さらに通知では、感染症への監視強化が強調された。朝の検査を全面的に実施することで、欠席した教員や生徒を逐一記録し、その原因を調べ、インフルエンザの症状がみられる場合は2時間以内に地元の疾病予防機関と教育部門に報告する。寄宿制学校、特に農村部の寄宿制小中学校・高校での指導を強化し、予防対策と作業制度を定め、徹底させる。インフルエンザの症状がみられる教員や生徒にはすぐに医者にかかるよう勧め、医師の指示に従い経過観察を行う。

「人民網日本語版」2009年5月15日

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