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世界各地で、A型インフルワクチンの開発が進む
発信時間: 2009-05-17 | チャイナネット

A型インフルエンザ(H1N1)が世界で急速に広がっている。世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン(陳馮富珍)事務局長は15日、「効果的な治療法を発見することは世界の医学研究者が直面している大きな課題だ」と述べた。

A型インフルエンザの流行が見られ、各国の科学者は直ちに研究をスタートさせ、短期間で飛躍的な進展を遂げた。ウイルスの遺伝子で、カナダ国家微生物学研究所は6日、A型インフルエンザ(H1N1)ウイルスの遺伝子配列を解明したと発表した。また、免疫反応で、アメリカ・ロチェスター大学の研究者は14日、A型インフルエンザ(H1N1)ウイルスに対する免疫反応を測定できる一種のコンピューターモデルを開発したと明らかにした。

ウイルス判定の面で、中国やシンガポール、フランス、日本などの国は相次いで迅速かつ簡易な検査技術を開発した。特に中国は12時間内に検出できるキットを開発した。

そして、ワクチン開発の面で、WHOは各国のワクチン製造企業とA型インフルエンザ(H1N1)ワクチン開発に必要なあらゆる資料を提供することで合意した。

「中国国際放送局 日本語部」より2009年5月17日

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