中国大陸部と台湾の重要なイベントである第1回海峡両岸経済・貿易交易会(海交会)と第6回中国・福建商品交易会(商交会)が18日午前、福建省福州市の展覧城で開幕した。
今回の海交会には台湾23県・市から32の団体と1千人近くのバイヤーが参加。メイン会場には「台湾の特産品展」が設置され、台湾の特産物を大陸部にPRする。
海交会は5日間にわたって開催。このほかにも、▽2009年海峡両岸クリエイティブ産業の協力と発展トップ会議▽クリエイティブ人材育成と産業協力シンポジウム▽台北市都市観光PR会▽第5回国際商協会トップ会議および観光産業交流会▽台湾県市テーマ日および両岸都市交流活動▽第2回海峡両岸装備製造業プロジェクト商談会、などのイベントが行われ、大陸部と台湾の産業を補完し合うことで、交流を促進し、対話のプラットフォームを構築していく。
開催初日は約27の重点プロジェクトの契約がまとまった。内訳は、▽外商投資プロジェクトが23件、外資利用額は5億6400万ドル▽内資プロジェクトが4件、総投資額は38億7千万元。工業・製造、サービス・貿易、インフラ施設、不動産などのほか、台湾に関わるプロジェクトとしては、海峡間の快速船プロジェクト、東元(TECO)風力発電ユニットプロジェクト、海峡ハイテククリエイティブ産業基地プロジェクトなどがある。
「人民網日本語版」2009年5月19日 |