北京で確認された5人目の新型インフルエンザの感染者が発病当日、地下鉄10号線に乗車していたことを受け、北京市衛生局は25日、同じ車両に乗っていた乗客が健康状況に注意するよう、この男性が地下鉄に乗り込む一部の録画映像を公開した。
この男性は発病前の22日、中関村の銀行に行くため、地下鉄10号線に乗った。25日午前、地壇医院で隔離治療に入った男性は、医療スタッフやメディアを通じて、自分と密接に接触して経過観察に入った人に心から詫びた。「皆さんすみません。本当に、本当に申し訳ない。私が自宅で健康観察をしなかったことを皆さんが責めるなら、私はその非難を受け止めます」と語った。男性はストレスが原因で血圧が上がっているという。写真は男性が地下鉄に乗車する録画映像。
「人民網日本語版」2009年5月26日