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エールフランス機が大西洋上空で行方不明 9人の中国人が搭乗
発信時間: 2009-06-02 | チャイナネット

フランスのドゴール空港の様子

ブラジルのリオデジャネイロ発のエールフランス航空の旅客機が、北京時間6月1日9時33分にレーダーから消えた。このエールフランス機には乗客と乗務員の合わせて228人が搭乗しており、乗客が生存している見込みは非常に少ない。

困難な捜索

行方不明になったエアバスA330はエールフランス航空447便で、乗客216人と乗務員12人の合わせて228人が乗っていた。現在、ブラジル空軍は捜索と救援活動を行っており、フランス空軍も1機の航空機を派遣して捜索にあたっている。ブラジル空軍の発表によると、エールフランス機はブラジルの東北565キロメートルで連絡が途絶え、最後の連絡はグリニッジ標準時1日1時33分(北京時間1日9時33分)だったという。

エアバスA330は1986年1月に開発されたワイドボディの長距離機で、CNNの取材に対して専門家は、この型の航空機は大西洋を飛行する長距離ルートで今まで安全に飛行してきたと話す。

旅客機には9人の中国人乗客

フランス交通部によると、行方不明になった旅客機には228人が搭乗し、中国人乗客は9人だと発表した。

在ブラジル中国大使館の情報では、この旅客機に乗ってい中国人は8人で、中国華為技術有限会社の社員1人、ブラジルに移民申請中の1人、遼寧省本渓鋼鉄会社の6人。

生存の可能性は低い

この事件の発生後、フランスのサルコジ大統領は極めて憂慮しているとし、関係部門が力を尽くして捜索にあたるよう求め、「乗客が生存している可能性は低い」と述べた。

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