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広東省出入境管理所、入境者に健康注意カード配布へ
発信時間: 2009-06-02 | チャイナネット

広東省の出入境検験検疫局と衛生庁は1日、国家質量検験検疫総局からの指示と広東省の新型インフルエンザ予防の経験に基づき、入境後の健康注意を呼びかけるための新たなカードを広東省の出入境管理所で3日から配布することを決めた。健康注意カードは、飛行機・船・バスの係員を通じて健康申告カードとともに配布されるほか、入境通路にも設置される。ビデオや掲示板などを通じた健康注意の呼びかけも強化される計画だ。

広東省衛生庁によると、入境者に配られる健康注意カードには6つの注意事項が盛り込まれている。カードの内容は以下の通り。

「あなたと他の人の健康を守るために、次の注意事項を注意深く読み、このカードは少なくとも7日間保留してください。

一、入境後、7日間の経過観察を自分で行い、集会への参加や友人との会合、人の多い公共の場所に行くことをなるべく避ける。

二、バスや地下鉄などの公共交通手段の利用を避ける。

三、利用した交通手段やホテルのレシートなど旅行の経過を示すものを取っておく。

四、経過観察期間中、良好な衛生習慣を保ち、石けんと水で両手をきれいに洗うことを心がける。

五、家族の衛生や家庭内の衛生に気をつける。

六、発熱・鼻水・鼻づまり・のどの痛み・せき・頭痛・筋肉のだるさ・下痢などの新型インフルエンザの症状が一つでも出た場合は、疾病予防制御機構とただちに連絡を取り、医療スタッフによるサービスを受ける。」

健康注意カードにはさらに、市レベルの一級疾病予防制御センターの電話番号(勤務時間用、非勤務時間用)が記されている。

「人民網日本語版」2009年6月2日

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