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墜落の飛行機 ブラックボックス回収の可能性は小さい
発信時間: 2009-06-04 | チャイナネット

 



 フランス運輸省事故調査局(Office of Inquiries and Analysis、BEA)は3日パリで記者会見を開き、大西洋に墜落したエールフランス機のブラックボックスの回収は困難だとの見解を示した。

 BEAの担当者は「(失踪したエールフランス機の)ブラックボックスが回収できない可能性もある」と述べている。失踪した機体のブラックボックスは大西洋の複雑な地形の深海に沈んだと見られるためだ。歴史的には墜落事故の発生後1カ月以上経ってからやっとブラックボックスが回収されたケースもあり、(ブラックボックス回収は)楽観視できない、現場海域は深いだけでなく、海底の地形も複雑なためだとしている。

 BEAの担当者はまた、現段階では失踪した機体に出発前から問題があったことを示唆する情報は無く、またBEAの事故に関する第1次報告書は6月末に発表される見通しだと述べた。

 エールフランス航空エアバスA330-200型機はグリニッジ標準時の1日未明に大西洋上空で消息を絶った。同機には216人の乗客と12人の乗務員が乗っており、中国人乗客9人が含まれている。

 「人民網日本語版」2009年6月4日

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