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体温37.5度超の受験生 隔離試験会場で試験 |
発信時間: 2009-06-05 | チャイナネット |
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健康カードを受け取る受験生 北京市の崇文区や宣武区などでは4日、大学入試に参加する受験生に健康カードが配られた。西城区は試験日当日に配布する。北京市教育委員会と北京市教育試験院は記者会見で、「今年は試験前に体温を報告する手続きが増えるが、受験生が試験場に入る時間は以前と同じ」と発表した。 その他にも今年は視力障害の受験生もいることから、特別に作られた大きな活字の試験用紙も用意されている。 受験生の中に濃厚接触者はいない 北京市教育委員会の線連平報道官によると、健康カードは試験場に入る前に試験監督に渡し、この健康カードや体温測定を忘れた受験生のためには、体温を計る体温計などを試験会場に準備するという。今までに北京市の受験生の中には、新型インフルエンザ患者との濃厚に接触した人はいない。 受験会場で発熱した受験生については、試験会場になっている学校がすぐに主管部門に報告し、主管部門の求めに従って発熱した受験生を隔離試験場に移動させることになっている。「発熱受験生」と見なされるのは、体温が37.5度を超える受験生だ。 世界の感染者は1万9273人 世界保健機関(WHO)は北京時間4日23時までに、世界68の国と地域で1万9273人が新型インフルエンザに感染し、117人が死亡したことを確認した。 中国大陸部の新型インフルエンザ感染者は61人 4日22時現在、中国大陸部で新型インフルエンザに感染した人は61人。中国の華蘭生物工程株式有限会社は、WHOの認可を受けた中国初の新型インフルエンザワクチンの製造会社になった。 「チャイナネット」 2009年6月5日
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