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各地で路線バスの安全検査 成都のバス炎上事件受け |
発信時間: 2009-06-08 | チャイナネット |
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成都で路線バス炎上事件が起きた5日、北京ですべての路線バスを対象にした、大規模かつ徹底した安全検査が実施された。北京の地下鉄でも安全管理が強化され、旧車両114台の重点的な検査のほか、列車の電気システム、運行システムなど重点箇所の検査回数を増やし、車両や設備の正常な運行を確保した。安全検査については、「すべての持ち物検査」が厳格に行われ、とりわけ液体物の検査が地下鉄でも強化された。また、2週間以内に、地下鉄の運転手や業務員など第一線のスタッフ全員を対象に、火災訓練が実施されるという。 重慶市公共交通集団は5日、緊急通知を発表し、重慶市内を走る路線バス6500台余りを対象に、路線バスが自然発火したり、機械故障による事故が起きないよう、直ちに安全検査を行うよう指示を出した。車内の消防器材も確認され、期限切れの消火器は取り換えられた。また、すべての車内に緊急脱出用レスキューハンマーを当日取り付け、補った数は全部で100本近くにのぼった。 深セン市の張思平副市長は6日、関係部門と企業を召集して交通業界安全動員会を開き、同市の交通安全状況を確認し、交通業界で1カ月間の大規模な安全検査を展開することにした。 武漢市交通委員会は7日、路線バスの安全状況を検査したところ、ほぼすべての路線バスにレスキューハンマーが設置されていないことがわかった。市公共交通集団の趙小元総経理は近く50万元を投じて、各車両に少なくとも2本ずつはレスキューハンマーを取り付け、レスキューハンマーを取り出したときに警報装置が作動するよう警報ボタンも取り付ける考えを示した。 空調バスについては、閉め切っているため一旦危険な状況が起きた場合、車内の乗客の脱出に不利になることから、沈陽市交通局は今年の夏、空調バスを取り消す決定を下した。空調付きの路線バスを両用車にし、開閉式の窓ガラスに交換するという。さらに、桶入りの液体物の持ち込みは禁止となる。 関連ニュース: 「人民網日本語版」2009年6月8日 |
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