中国初のオリンピック女子クレー射撃スキート金メダリスト──張山
射撃選手の張山は1968年3月23日四川省南充市生まれ。1984年に四川省射撃チーム入りし、16歳6カ月で初めて銃に触れた。1989年には国家合同訓練チームに入る。1992年に行われたバルセロナオリンピックのクレー射撃スキートで、女子選手として200発200命中の成績により金メダルを獲得し、オリンピック男女混合クレー射撃スキートで中国初の金メダリストとなった。その後、国際オリンピック委員会(IOC)はオリンピック競技種目から射撃種目を一部除外したが、5年後の1997年には復活させることを発表した。これにより、張山は再び表舞台に姿を現し、翌年のワールドカップカイロ大会で優勝を飾り、中国射撃チームのために最初の2000年シドニーオリンピックの出場権をつかんだ。
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