「ゴミのポイ捨てをしない」、「リサイクルのためにゴミを分類する」これらは都市生活における最も基本的な道徳だ。しかし、世界の各大都市では、道がゴミだらけになるという光景が絶えない。そこで、英国デザイナー、ポール・スミス氏がこのようなゴミ箱を提案した。
このウサギの形をしたゴミ箱は、ポール・スミス氏のデザインによるもの。高さ1.5メートルのウサギが手にゴミ袋を持っていて、ゴミが投げ込まれれば、耳が赤く光るようになっている。スミス氏は、「このようなデザインは、人々にゴミはゴミ箱に捨てるよう促すため」としている。
スミス氏はまた、「ウサギの形を選んだのは、ウサギがかつて幸運をもたらしたことがあったからだ。数年前にウサギにまつわるジョークからインスピレーションをもらい、デザインしたファッションが大いに人気を博し、売り上げも好調だった。クリーンな街のために努力する人々にもこの幸運がもたらされることを望む」と述べる。
このゴミ箱はロンドンデザインミュージアムが主催するSuper Contemporary展の展示物で、現在ロンドンの繁華街エリアで展示されている。
「人民網日本語版」 2009年6月12日 |