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新型インフル、中国のコミュニティでの感染リスクが拡大
発信時間: 2009-06-17 | チャイナネット

中国では、新型インフルエンザ(H1N1型)によるコミュニティでの感染リスクが増やしているため、予防の重点が二次感染の減少とコミュニティでの流行を厳格に防止することに移された。

ここ数日、中国では新型インフルエンザの感染と二次感染の症例が絶えず増加しており、感染の原因がはっきりしない本土での感染症例も見つかった。その上、夏休みが近づき海外から帰国する留学生の数も大いに増えたため、コミュニティでの感染リスクも増やしている。

これに対し、中国衛生省は各地のコミュニティに大流行の抑制緊急対策を出した。北京や天津、貴州などではコミュニティや学校、企業、農村で予防システムを確立し、予防知識を広めている。このほか、中国はWHO・世界保健機関の提案に基づいて、税関の検疫に対する調整を行いた。関係部門は帰国者に対し自宅に7日間留まって観察するよう呼びかけている。一方、ワクチンの開発を速め、大量生産の早期実現に努力している。

なお、16日午後6時までに、中国大陸では237例の感染症例が確認され、そのうち97例が治癒し、退院した。

「中国国際放送局 日本語部」より2009年6月17日

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