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北京 新型インフル予防へ入国者データバンクを構築中
発信時間: 2009-06-17 | チャイナネット

北京出入境検験検疫局は15日、北京市は現在入国者に対する「データバンク」を構築中だと発表した。入国後に新型インフルエンザ症状が現れた搭乗客を追跡し、症状の潜伏期間後に連絡が途絶えることを防ぐために役立てられる。

同検疫局関連責任者によると、新型インフルエンザには2-7日間の潜伏期があるため、入国審査の際の検疫では既に発病している患者のみ発見することができるが、潜伏期あるいは症状の現れていないウイルス感染者を発見するのは依然難しい状態が続いている。よって検査検疫スタッフは北京首都国際空港にある旅客検疫ゲートで全フライトから健康申告カードを集めた後、ただちに当該フライトの旅客数と申告カードの数を突き合わせ、情報入力チームにすみやかに渡すことになる。情報入力チームは最短時間内に、米国、カナダ、日本、スペイン、英国、オーストラリアからの旅客、および発熱している病人、観察が必要な旅客のフライト情報について即時にスキャニング入力を行い、入力後ただちに応急リーダーチームに報告する。

「人民網日本語版」2009年6月17日

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