「インターネット違法悪質情報通報センター」は18日、みだらで低俗な情報が流れているとしてグーグル中国のウェブサイト(google.cn)を非難し、関連情報を徹底的に取り除くよう求めた。
同センターはこのほど、市民の通報に基づいた検査の結果、「グーグル中国のウェブサイトにみだらで低俗な情報が大量に流れ、中国の関連法規と社会道徳に違反し、公衆の利益に損害を与えている」ことを確認した。
グーグル中国は今年1月と4月にも、みだらで低俗なコンテンツへのリンクがあるとして、同センターの指摘を受けている。今回も、「画像・映像・テキストなどの低級で醜いポルノコンテンツ」が見つかった。同センターによると、グーグル中国のウェブサイトはポルノコンテンツのフィルタリングを中国の法規に基づいてきちんと行っておらず、海外のポルノコンテンツが国内に流れ込む原因となっている。このことは、全人代常務委員会の「インターネットの安全維持にかかわる決定」と国務院の「インターネット情報サービス管理弁法」などの法規や関連産業の自己規範に違反し、若者の心身の健康を損ない、公衆の利益を損なうものだ。
同センターは、グーグル中国のウェブサイトを非難すると同時に、法律に基づいて処罰するよう取締部門に提案し、引き続き監督を行っていくようウェブ利用者に求めた。
「人民網日本語版」2009年6月19日 |