北京交通部門は21日、最新の「北京市2009年1-4月交通運行報告」を発表、北京の渋滞指数が昨年同期よりも大幅に低下したことがわかった。公共交通機関の利用率は37％を上回り、小型車の増加率よりも0.2ポイント高く、市内の道路交通状況は「中度の渋滞」から「軽度の渋滞」に下がった。

このほか、北京では公共交通機関による旅客輸送量が継続的に上昇している。路線バスで計16億2千万人、1日あたり平均1356人と、2008年1-4月よりも17.5％の増加をみせ、総延長200キロの軌道路線では、1日あたりの輸送量は354万人と、同18.6％増加した。

都市では公共交通機関を利用する市民が増える傾向にある。北京市では1-4月に公共交通機関を利用した市民は前年同期比18％増の37.3％に達し、小型車よりも増加率が0.2ポイント高かった。

「人民網日本語版」2009年6月22日