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国慶節に備え、安全保障を五輪水準に 北京
発信時間: 2009-06-23 | チャイナネット

きょう(23日)で国慶節(10月1日・建国記念日)までのこり100日となる。北京市内の公共交通機関の安全保障業務は既に五輪水準に回復している。このほど反テロ理論専門家が述べたところによると、国慶節60周年記念式典の際の安全保障措置は、五輪水準を上回ることになる。「大公報」が伝えた。

北京五輪閉幕後、北京地下鉄のセキュリティチェックレベルは下げられ、「手荷物全数検査」から「大きな荷物は全数検査、小さな荷物は抜き取り検査」に変更されていた。しかし現在では既に、「手荷物全数検査」レベルに戻されている。

市内各派出所は市内各セキュリティチェックポイントにセキュリティ担当者を配置するほか、市内各地下鉄駅には複数のセキュリティ担当者が配備され、警察1人にセキュリティ担当者2名が付き添い安全保障業務に携わる。駅員、セキュリティ担当者を含むスタッフ1千人あまりが専門の安全保障訓練を受けた上、スタッフ証明書を携帯し業務にあたる。

先月末、ハイテク巡回システム「S型電子巡回器」が北京市内36カ所の公共の場・駅で使用が開始された。同システムには合理的な巡回ルート、巡回間隔、巡回重要ポイントがそれぞれ設定されており、ハイテク防犯システムとして機能する。セキュリティ担当者は同巡回器を携帯し、ICチップが組み込まれたカードで操作を行い巡回する。

反テロ作戦理論専門家、武装警察特殊警察学院の蔡昌軍・教授はこのほどメディアの取材を受けた際、国慶節60周年記念式典の政治的意義は通常の記念式典を上回るため、式典期間は五輪に比べて短いものの、閲兵など重要イベントは閉ざされた会場内ではなく屋外で行われる都合上、記念式典期間の安全保障業務は北京五輪に比べてさらに厳しいものになると述べた。

「人民網日本語版」2009年6月23日

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