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猛暑が続く西安、納涼で防空壕を市民に開放
発信時間: 2009-06-26 | チャイナネット

陝西省西安市人民防空弁公室(人防弁)が明らかにしたところによると、このところ38℃以上の高温が続いている西安で、同市人防弁は25日午後1時半から市内の一部防空壕を納涼のため一般市民に開放することを決定した。例年に比べ、半月早い開放となる。

納涼防空壕は毎日午後1時半から10時まで雨天の日を除き、9月中旬まで開放される。防空壕の中にはテーブルと椅子が300セット近く、液晶テレビ3台、新聞雑誌、中国将棋・トランプなどの娯楽用具、公共トイレ3カ所、無料熱湯供給設備3カ所、消火施設、緊急用電灯、さらには通信信号受信設備が設けられており、携帯電話の利用に支障はない。

防空壕内部では日常的に保安スタッフが常駐するほか、人防弁はさらに安全検査員9人を配置して内部を巡回当直させ、防犯・防火に努め、突発的事件の対処にあたる。

西安市納涼防空壕の無料開放は今年で3年目を迎える。昨年の開放期間は延べ12万人が納涼に訪れ、1日平均延べ約2千人が利用した。

人防弁担当者は、防空壕の内部と外部の温度差が大きく、とりわけ夜間の内部温度は20℃以下に下がることから、納涼に訪れる市民に対し、かぜの予防のために衣服を持参するよう呼びかけている。またリューマチを患うお年寄り、体が弱い人、病人、妊婦、乳幼児は極力利用を控えて欲しいとしている。

「人民網日本語版」2009年6月26日

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