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13歳の少女が画期的な医療ウェアを発明
発信時間: 2009-06-29 | チャイナネット

 

発明品を紹介する許重寧ちゃん(右)。

 重慶市在住の女子中学生が「新型救援医療ウェア」の発明で、最年少の大富豪になるかもしれない。28日午前、両親が少女に代って、この「医療ウェア」の生産・販売に関する契約を重慶のアパレルメーカーと結んだ。メーカーの責任者は記者に対し、双方の提携で女子中学生には毎年100万元の収入が入る見通しであることを明らかにした。「重慶時報」が伝えた。

 「新型救援医療ウェア」を発明したのは、現在重慶第七中学1年の許重寧ちゃん(13)。重寧ちゃんの母親・胡さんによれば、この「医療ウェア」は負傷者を開いた服の上に載せ、チャックを閉め、ボタンをかけるだけで、1分もかからずに簡単に着用できる。体の不自由な病人が治療を受けたり、体を洗ったり、排便の際に便利なほか、救援や介護の手間も軽減する。昨年の四川大地震発生後、重寧ちゃんが発明した「医療ウェア」は救援活動の中で非常に役に立ち、病院側が至急2000着生産した。

 発明のきっかけについて、重寧ちゃんは父親が骨増殖症を患い、寝たきりだった時に、病人が薬を飲んだり、トイレに行くのが便利な服を発明したいと思ったと話す。「医療ウェア」は第4回重慶市青少年科技革新市長賞を受賞した。

 「小さな発明家」の重寧ちゃんと契約を結んだのは重慶の「医療ウェア」専門メーカー。メーカー担当者はこの「医療ウェア」の市場の見通しは明るいと自信を示す。この画期的な「新型救援医療ウェア」の販売価格は60-80元、国内市場で年間20万着から30万着の売れ行きが見込まれる。販売価格は、従来の「医療ウェア」よりも2-4元ほど高めに設定される見通し。

  「人民網日本語版」2009年6月29日

「医療ウェア」を広げて見せる重寧ちゃん。
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